【感想】『対岸の家事』第4話|義母のプレッシャーと心の限界に共感の嵐
『対岸の家事』。第4話では、義母からの何気ない一言が心に重くのしかかる…そんな「外野の声」がテーマでした。
家庭を持つパパとして、今回も「うわ…わかる…」の連続。義母の発言や“自分を押し殺して頑張る妻”を見て、心がざわついた人も多いのではないでしょうか。
義母の「善意ある言葉」が妻を追い詰めるリアル
第4話では、主人公の妻・真紀が義母からの何気ない言葉に苦しむ姿が描かれました。
「今は子どもに手をかけるときでしょ?」「もっとしっかりしないと」といった、悪気のない言葉。それでも、疲れているときに言われると、ぐさっと刺さるんですよね。
これ、どこの家庭でもあるあるじゃないでしょうか。我が家でも、義母の言葉に妻が「そんなつもりじゃないんだけど…」と落ち込むことがあります。
しかも厄介なのが、「悪意がない」こと。だからこそ言い返せないし、誰かに相談しても「そんなに気にすること?」で終わってしまいがち。
何でも抱え込む人ほど、爆発すると怖い
今回の真紀のように、何でも自分の中で処理しようとするタイプの人っていますよね。表面上は「大丈夫」「平気」と言っているけれど、内心は限界ギリギリ。
我が家もまさにそうで、妻がいろいろ我慢してるのを後から気づいて「もっと早く気づけばよかった…」と思ったことがあります。
第4話の後半、真紀が爆発寸前になるシーンを見て、「ああ、これは誰にでも起こり得ることだ」と怖くなりました。
頑張ってる人ほど、人に弱音を吐けない。でも、そのままじゃ続かないんですよね。
パパとして、自分の意見も発散しながら子育てしたい
この回を観ていて強く感じたのは、「子育てって、自分の気持ちを押し殺すことじゃない」ってこと。
パパもママも、それぞれに想いや悩みがある。だからこそ、気持ちをちゃんと伝え合って、抱えすぎないことが大事なんだと思いました。
僕自身、つい「言わないほうが波風立たないかな」と思って黙ってしまうことがあります。でも、夫婦で本音を言い合えないと、かえってお互いを追い込むことになる。
子育てってチーム戦。自分の意見やしんどさも、ちゃんと共有しながらやっていけたら、もっとラクになるのかもしれません。
まとめ|外からのプレッシャーに負けない、柔らかな家族の在り方を考える
『対岸の家事』第4話は、家族や親戚との距離感、そして「何気ない一言が心に刺さる」現実をリアルに描いていました。
子育てって、ただでさえ大変なのに、そこに外からのプレッシャーが加わると、一気に苦しくなる。
大事なのは、誰の言葉にどれだけ耳を傾けるか、自分たち家族の軸を持つこと。そして、夫婦で「ちょっとしんどい」「こうしたい」って本音を出し合える関係を築くこと。
ドラマを観ながら、「うちももっと話そう」と思える夜でした。次回はどんなテーマで“心のツボ”を突かれるのか、また楽しみです。