
こんにちは、現在30代、パパの家事育児情報を発信中のケンタです。
妻もフルタイムで働く共働き家庭です。
息子は重度の喘息持ちということもあり、将来への備えや日々の家計管理については、
特に真剣に夫婦で話し合うようにして共通の認識にするようにしています。
さて、最近また「現金給付金」の話題が
聞こえてくるようになりましたね。
まとまった現金給付金が支給されたら、
あなたは何に使いますか?
子どもの将来のための貯蓄か、
今の生活を助ける出費か。
賢い使い道に悩むパパも多いでしょう。
臨時収入の使い道には、
その家庭の価値観が表れるものです。
この記事では、単なるおすすめリストではなく、
我が家が考えた使い道の「優先順位」について、
そのリアルな思考プロセスを大公開します。
この記事を読めば、あなたの家庭に合った
納得のいく使い道が見つかるはずです。
はじめに:給付金、支給されたら何に使う?
過去の給付金支給の際もそうでしたが、
まとまったお金が手に入ると、
つい衝動買いしたくなる気持ちが芽生えますよね。
「前から冷蔵庫を買い替えたかったと思っていた」
「せっかく支給されたから、普段我慢している分パーッと使っちゃおう!」
もちろん、日頃頑張っている自分たちへの
ご褒美も大切です。
しかし、育児でお金がかかる今だからこそ、
この現金給付金を「家族の未来への投資」と
捉えてみてはいかがでしょうか。
「何に使うか」を夫婦でじっくり話し合う時間は、
我が家の家計と向き合い、
家族の価値観を共有する絶好の機会にもなります。
使い道を決める3つのステップ
いきなり「何に使うか」を考える前に、
まずは我が家の「お金の状況」を
冷静に把握することが大切です。
我が家では、以下の3つのステップで
支出を整理しました。
ステップ1:短期的な支出を洗い出す
まず、今すぐ必要なものや、近々買い替えが必要なものをリストアップします。
- 子どもの必須品:
サイズアウトした服や靴の買い替え、おもちゃなど。 - 生活必需品:
おむつやミルクなどの消耗品のまとめ買い。 - 家電製品:
そろそろ寿命が近い冷蔵庫や洗濯機など。
これらは日々の生活を快適に送るための、
「守りの支出」と言えます。
ステップ2:中期的な支出を予測する
次に、1~3年先の未来に目を向けて、
計画的にお金を準備すべきイベントを考えます。
- 家族のイベント:
七五三の費用、記念の家族旅行など。 - 大きな買い物:
車の車検や買い替え、家電の大型化など。 - 住まい関連:
引っ越しの予定、住宅ローンの更新など。
中期的な支出を把握しておくことで、
いざという時に慌てずに済みます。
ステップ3:長期的な視点を持つ
これが最も重要かつ、大きなテーマです。
目先の支出だけでなく、
長期的な視点で大きなお金が必要になる
項目を考えます。
- 教育資金:子どもの教育資金
- 住宅資金:住宅ローンの繰り上げ返済
- 老後資金:自分たちの老後資金
これらの長期的な課題を前にすると、
現金給付金の使い道も自ずと慎重になります。
我が家の使い道と優先順位
上記の現状把握と夫婦での話し合いの結果、
我が家では現金給付金の使い道に
以下の「優先順位」をつけました。
優先順位1位:生活防衛資金の補強
生活防衛資金とは、病気や失業など、
予期せぬ事態で収入が途絶えた場合に、
当面の生活を維持するためのお金です。
一般的に、生活費の3ヶ月~1年分が目安とされます。
特に我が家のように子どもに持病があると、
急な入院などで収入が不安定になるリスクは常にあります。
万が一の時に、お金の心配をせず、
家族のケアに集中できる環境を整えることを
最優先にしました。
優先順位2位:将来のための資産運用
ただ貯蓄するだけでは、
インフレでお金の価値が目減りする時代。
我が家では、給付金の一部を
資産運用に回すことにしました。
新NISAを活用し、教育資金や老後資金作りのため、
投資信託などをコツコツと積み立てています。
「お金に働いてもらう」という感覚を
パパ自身が身につける良い機会にもなります。
優先順位3位:家事育児の負担を減らす「時短投資」
共働き家庭にとって、「時間」は「お金」以上に
貴重な資産です。
日々の家事育児の負担を軽減し、
家族との時間を生み出すための
「時短投資」も重要視しました。
- 時短家電の導入:
食洗機、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機など。 - 家事代行サービスの活用:
給付金でお試し利用してみるのも良いでしょう。
優先順位4位:家族の思い出作り
もちろん、全てを貯蓄や投資に回すだけでは
味気ないですよね。
家族の「今」を楽しむための投資も大切です。
高価なモノを買うよりも、
家族旅行や写真撮影といった
「体験」にお金を使うことを意識しました。
子どもの小さい頃の思い出は、
お金には代えられない一生の宝物になります。

避けるべき「無駄遣い」とは?
逆に、我が家で「これは避けよう」と
話し合った使い道もあります。
無駄遣いや衝動買いには注意が必要です。
- 目的のない浪費・衝動買い:
「臨時収入だから」という理由だけで、
高価な趣味の道具や洋服などを買ってしまうこと。 - ハイリスクな投機:
短期間で大きなリターンを狙うFXや暗号資産などは、
知識なく手を出すと、大切な給付金を失う可能性があります。 - 安易な借金返済:
高金利のものは優先すべきですが、
低金利の住宅ローン繰り上げ返済は、
手元の現金を減らすリスクもあります。
他の使い道と比較して、慎重に検討しましょう。
大切なのは夫婦の対話
ここまで我が家の考え方をご紹介しましたが、
最も大切なのは、現金給付金の使い道を
夫婦でしっかり話し合うことです。
使いたいことリストを作ってみる
まず、お互いに「もし給付金をもらったら、
何に使いたいか」を自由にリストアップしてみましょう。
そこには、それぞれの価値観や悩み、
将来への希望などが表れているはずです。
価値観を尊重し、納得のいく配分を決める
リストを見せ合い、「なぜそれに使いたいのか」を
じっくり話し合ってみてください。
お互いが知らなかった一面や、
家族の課題が見えてくるはずです。
その上で、お互いの希望を尊重し、
我が家にとってベストな配分を決めることが、
何よりも重要です。

まとめ:賢い使い道で未来を豊かに
現金給付金は、単なるお小遣いではありません。
家族の未来をより良くするための
絶好のチャンスです。
この機会に、
- 「消費」「浪費」「投資」を意識し、お金の使い方を見直す。
- 夫婦で家計や将来について話し合い、価値観を共有する。
という2つを実践するだけで、
あなたの家族は、お金の面でも、
そして精神的な面でも、より豊かになれるはずです。
この記事でご紹介した「優先順位のつけ方」が、
あなたの家庭にとっての「賢い使い道」を
見つけるためのヒントになれば幸いです。
さあ、まずはあなたのパートナーと、
「もし給付金をもらったら、何に使おうか?」
という、ワクワクする未来の話を始めてみませんか?