こんにちは、大阪市在住、パパ向け情報発信中のケンタです。
育児雑誌やネット広告でよく見る
「ウォーターサーバー」。
「ミルク作りが楽になる」
「安全な水を赤ちゃんに」。
魅力的な言葉を見ると、導入を考えてしまいます。
この間ショッピングモールに行った際に子どもに向けて
風船を配りながらニコニコ営業するところに遭遇しました。
しかし、ドケチな僕としては、
「本当にそんなに便利なのか?」
「コスパは悪くないか?」
と、疑問を持ってしまいます。
この記事では、メリットだけでなく、
- 契約前に知るべきデメリット
- 浄水器など、具体的な代替案との比較
- 後悔しないための判断基準
という、パパならではの現実的な視点から、
育児家庭におけるウォーターサーバーの
必要性を徹底検証します。
「みんなが良いと言うから」と契約する前に、
ぜひ一度、この記事を参考に冷静に考えてみましょう。

はじめに:育児に本当に必要?
育児中の赤ちゃんのために、
ウォーターサーバーは必要でしょうか。
「ミルク作りが楽」というメリットは魅力的です。
しかし、そのコスパは本当にお得なのでしょうか。
この記事では、その必要性を徹底検証します。
ウォーターサーバーが我が家では「いらない」という
結論も含めて、各家庭の最適解を探ります。
ウォーターサーバーのデメリット
「便利」というイメージが先行しがちですが、
契約後に後悔しないために、
まずはデメリットをしっかり把握しましょう。
デメリット1:コストが割高になる
家計のかかる影響が一番気になるポイントですよね。
ウォーターサーバーの費用は水代だけではありません。
- 水の料金:
12Lボトル1本あたり1,200円~2,000円が相場。 - サーバーレンタル料:
月額500円~1,000円程度(無料機種も多い)。 - 電気代:
省エネタイプでも月額300円~500円はかかります。 - メンテナンス料:
年に数千円かかる場合や、無料の場合も。
これらを合計すると、あまり水を使わなくても
月々3,000円~5,000円程度の固定費がかかります。
デメリット2:意外と場所を取る
スタイリッシュなサーバー本体だけでなく、
ストック用の水ボトルの置き場所も必要です。
12Lボトルを数本常備するとなると、
思った以上にスペースを圧迫します。
デメリット3:ボトルの交換が重労働
一般的なサーバーは、上部にボトルを設置します。
約12kgのボトルを持ち上げてセットするのは、
男性でも結構な重労働です。
腰を痛めるリスクもあります。
デメリット4:注文ノルマと契約期間の縛り
多くのウォーターサーバーには、
毎月の最低注文数(ノルマ)が設定されています。
「思ったより水を使わない…」という月でも、
注文しなければならないことも。
また、「○年縛り」といった契約期間があり、
期間内に解約すると数万円の解約金が
発生するケースがほとんどです。
デメリット5:定期的なメンテナンスの手間
衛生的に使い続けるためには、
日々の簡単なお手入れや、
業者による年1回程度のメンテナンスが必要です。
セルフメンテナンスは手間ですし、
業者の訪問は日程調整が面倒なこともあります。

育児に使える!3つの代替案
これらのデメリットを踏まえると、
「本当にウォーターサーバーは必要?」
という疑問が湧いてきます。
我が家でも、以下の3つの代替案と比較検討しました。
代替案1:【コスパ最強】水道水+浄水器
- メリット:
コストが圧倒的に安いです。
初期費用と数ヶ月に一度の
カートリッジ交換費用だけで済みます。
ペットボトルのようにゴミも出ません。 - デメリット:
ミルク作りのためには、
お湯を沸かす手間が別途必要になります。
代替案2:水道水+電気ケトル or 電気ポット
- メリット:
必要な時にすぐお湯が沸かせます。
特に電気ポットなら、保温機能で
70℃以上をキープでき、ミルク作りの手間を軽減。 - デメリット:
調乳に適した温度まで冷ます手間がかかります。
保温機能を使うと電気代もかかります。
代替案3:ペットボトル水(通販)
- メリット:
好きな銘柄の水を選べ、品質に安心感があります。
災害時の備蓄水としても活用できるのは大きな利点。 - デメリット:
重いケースを運び、保管し、ゴミを捨てる手間は
想像以上に重労働です。
コストも意外とかかります。

ウォーターサーバーが合う家庭
では、デメリットや代替案がある中で、
ウォーターサーバーを導入する価値があるのは、
どんな家庭なのでしょうか?
ミルク育児で「時短」を最優先したい家庭
深夜、ギャン泣きする赤ちゃんを待たせることなく、
数十秒でミルクが作れるメリットは絶大です。
睡眠時間を1分でも多く確保したい家庭には最適です。
買い物や管理の手間を省きたい多忙な家庭
重いペットボトルを運んだり、
ゴミ出しをしたり、ケトルを洗ったり。
そういった手間をお金で解決したいと考える
共働き家庭にも向いています。
安全性や水質に強いこだわりがある家庭
水道水の塩素の匂いが気になる、
特定のミネラル水を飲ませたい、
といったこだわりがある場合も選択肢になります。
ちなみに我が家では、総合的に検討した結果、
「導入しない(いらない)」という結論に至りました。
コスト面、設置スペースの問題、
そして「浄水器+電気ケトルで十分」
という判断が決め手でした。
契約前に夫婦で話し合うべき事
もし、あなたが「やっぱりウォーターサーバーは
お得かも」と感じたなら、契約前に
必ず夫婦で以下の点を話し合っておきましょう。
- 月々のコストは許容範囲か?
- ボトルの交換や注文は誰が担当するのか?
- 自分たちのライフスタイルに合っているか?
- 契約期間と解約金はいくらか?
これらの点をクリアにしておかないと、
後々、夫婦喧嘩の原因にもなりかねません。

まとめ:我が家の最適解を見つけよう
ウォーターサーバーは便利な反面、
コストや手間といったデメリットも存在する、
一長一短の製品です。
大切なのは、広告のイメージに流されず、
自分たちの家庭の状況や価値観に
本当に合っているかを、冷静に見極めること。
そして、浄水器などの他の選択肢とも
しっかりと比較検討することです。
「ウォーターサーバーは、我が家には不要」
という結論も、立派な一つの「最適解」です。
最終的に、夫婦で納得して決めることが、
後悔しないための最大のポイント。
まずはこの記事を参考に、あなたのパートナーと、
しっかりと話し合って導入を検討してください。