「夜中の咳き込みが止まらない」「急にゼーゼーと苦しそうな呼吸に…」。
小児喘息の発作に初めて直面したとき、育児初心者のパパにとってはとても不安な瞬間です。
我が家でも、息子が小児喘息と診断されたときは色々と調べました。
現在もお医者様の指導の元、治療中なので自宅でできることを少しずつ実践しています。
本記事では、「小児喘息 自宅でできること」をテーマに、初心者パパにもわかりやすく具体的なケア方法を解説していきます。
小児喘息とは?まずは基本を知ろう
喘息ってどんな病気?
小児喘息は、気道に慢性的な炎症が起き、ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音や咳を伴う発作が起こる病気です。
特に夜間や明け方に発作が多く、風邪やホコリ、花粉などの刺激が引き金になります。
風邪との違いを知っておこう
- 咳が長引く(2週間以上続く)
- 夜間に突然の咳き込みや息苦しさがある
- 風邪が治っても咳だけ残る
少しでも喘息かも?と思ったらまずはお近くの小児科に相談してください。
小児喘息 自宅でできること|家庭での具体的なケア方法
1. 室内環境の見直し|ホコリ・ダニ対策がカギ
アレルゲンを減らすことが、小児喘息の自宅ケアで最も基本的かつ効果的です。
- 布団の天日干し&布団クリーナーでダニ対策
- カーペットやぬいぐるみの数を最小限に
- 空気清浄機を24時間稼働
- 床掃除は掃除機+水拭きを毎日実施
我が家でも、空気清浄機をフル稼働し、これまでより寝具の洗濯やカーテンなどをクリーニングする頻度を増やしています。少しでもお家の空気をキレイにしてホコリ対策を。
2. 加湿と換気のバランス
空気の乾燥は気道への刺激になります。一方、加湿しすぎもカビやダニの原因になるので注意が必要です。
対策 | おすすめポイント |
---|---|
湿度管理 | 湿度40〜60%をキープ。湿度計付きの加湿器が便利。 |
換気 | 1日2〜3回のこまめな換気。CO2センサーがあると空気の状態が見える化。 |
3. 薬の管理と継続使用
小児喘息は、症状がなくても薬を継続することで発作を防ぐ“コントロール”が重要です。
- 吸入ステロイド薬や気管支拡張薬の使用
- 飲み忘れを防ぐ工夫(例:タイマーやカレンダー)
- 子どもが嫌がらない工夫(我が家ではごほうびステッカー)
我が家でもお医者様の指導の元、毎日お薬や吸入を継続中です。
日常生活で気をつけたいポイント
体調の変化を敏感に察知する
「今日は咳が多い」「鼻水が出てきた」など、普段との違いを観察し、早めに対処することが大切です。
保育園・外出のスケジュール調整
子どもの様子に合わせて予定を調整する柔軟さが求められます。無理をしない判断も大切です。
睡眠環境を快適に保つ
- 空気清浄機&加湿器をベッド付近に設置
- アレルゲン対策済みの寝具を使用
- 就寝前にぬるめのお風呂でリラックス
パパができる支え方|観察と寄り添い
子どもは体調の変化をうまく伝えられません。
だからこそ、日々の様子をメモし、次回の受診に活かすことが重要です。
また「喘息=一生治らない病気」ではなく、多くの子どもは成長とともに症状が落ち着いていきます。
焦らず、見守り、寄り添う姿勢がパパとしての最大の支えになります。
まとめ|小児喘息 自宅でできることは多い!
小児喘息は家庭での工夫次第で、子どもの生活の質を大きく改善できます。
「小児喘息 自宅でできること」は、パパにもたくさんあります。
- 室内環境の改善
- 加湿と換気の管理
- 薬の継続使用と管理
- 子どもの変化に気づく観察力
お医者様に相談のもと、できることから始めましょう。