
共働きパパが掃除担当になって見えた“家事分担の落とし穴”とは
「共働きなんだから、家事は半分ずつで当たり前」
我が家は共働きなので、家事を分担するのは自然なことでした。私自身一人暮らしのころから自炊生活もしていたし、掃除もしていたので何も問題ないかと思っていました。
しかし、実際にやってみると想像以上のハードさに直面しました。
この記事では、共働きパパが気づいた「名もなき家事」や「分担の落とし穴」などについて気付いた点などについてまとめたいと思います。
掃除担当になった理由|共働き・育児の現実を見て
掃除だけでもいろいろあるんだよ
日々の洗濯や食後の皿洗い、日々の掃除機がけなど掃除や洗濯という家事の中にも色々とカテゴリ分けが出来ますよね。
我が家では、基本的に掃除は僕が担当しています。
でも「キレイ」の基準って人それぞれですよね?
自分は「これくらいなら週末でいいや〜」と思うようなホコリなども奥さんは気になる様子。特に子どもが生まれてからは、ホコリなどには敏感になりますよね。
今では毎日のこまめな掃除機がけや水拭きは奥さんが担当してくれて、僕は洗濯や皿洗い・お風呂掃除などを担当して週末の大きな掃除タスクは僕が担当するスタイルに落ち着きました。
共働きパパが感じた「掃除の落とし穴」
掃除に“終わり”が見えない
さっき触れた通り、キレイの基準って人によって変わりますよね。どこまで掃除をしても他の場所が気になったり、もっとキレイにしないと思ってしまって終わりが見えません。
毎日の最低限する掃除をタスクの80%くらいに抑えて、残りの20%は普段の掃除していない気になったところを変わり代わり掃除するようにしています。
名もなき家事の存在
これまで掃除に無頓着だったパパはいざ掃除を始めるときに直面する問題が
「名もなき家事」ですね!
以下は掃除にまつわる「名もなき家事」の例です:
- 掃除機をかける前におもちゃを片付ける
- 洗面台を拭く前に歯ブラシを洗って移動
- ゴミ箱の中を拭いて消臭スプレーをする
こうした小さな作業の積み重ねが、掃除のハードルを上げていました。
家事分担の難しさ
「掃除しておいたよ!」が逆効果に
ある日、自信満々に「掃除したよ」と報告。すると「寝室のホコリが…」と妻から指摘。
これまで自分の中では満足していた掃除でも共同生活を始めると自分の詰めの甘さに気づきました
「評価されたい家事」にすると疲れる
最初は「ありがとう」が欲しくて頑張っていたけど、家事は“やって当然”に見られがち。感謝よりも「家族が快適かどうか」を基準に考えるようになってから気が楽になりました。
掃除を続けるための共働きパパ流マイルール
掃除範囲を“限定”して継続しやすく
毎日完璧を目指すと続かないので、日々最低限はこれくらいと自分に無理のない掃除の範囲を決めることが重要です。最低限の掃除は必ずクリアして余力をしっかり持って、その余力で手の届かないところを毎日1箇所掃除するようにすれば無理せず毎日の掃除が癖になります。
モノを減らす様に意識をしよう
僕はミニマリストを目指しているので、ものは比較的少なめ。
家の大きさや荷物の多さに比例して掃除のレベルも高くなります。
掃除担当になって気づいた家庭の変化
夫婦の会話が変わった
以前は「ここやってないよ」と指摘が多かったのが、今では「いつもありがとう」と感謝に変化。掃除を通じて夫婦の信頼バランスが整ってきたと感じます。
掃除を面倒で嫌な家事と捉えずに、家族が快適に過ごすための家事と取り組むことで気持ちも変わってきますよね。
まとめ|掃除は家族を守る“気づかいの家事”
共働き・育児世代のパパにとって、掃除はただの分担ではありません。気づき合い、支え合うきっかけになる家事だと感じています。
「完璧じゃなくていい」。まずはリビングの床だけでも、今日からやってみませんか?