
こんにちは、30代で2歳の男の子のパパ、ブロガーの「ケンタ」です。我が家は妻もフルタイムで働く共働き家庭。息子は重度の喘息持ちということもあり、特に新生児期は夜も眠れない日々を過ごしたのを覚えています。
この記事では、そんな新生児の「泣き」に奮闘するパパに向けて、
- 新生児は「夜泣き」をするのか?
- 新生児特有の「泣き」と「夜泣き」の根本的な違い
- 新生児が夜中に泣く主な原因と、その見分け方
- パパができる具体的な対策アイデア集
を分かりやすく徹底解説します。この記事を読めば、新生児の泣き声に対するあなたの理解が深まり、今夜からすぐに実践できる具体的なアクションが見つかるはずです!
新生児時期はその時しかないので、いろいろ大変かもしれませんが楽しみながら成長を見守りましょう!
新生児の泣きは「夜泣き」じゃない?その正体とパパの心構え
多くのパパが抱く「これって夜泣き?」という疑問。結論から言うと、一般的に、新生児(生後28日まで)や生後2~3ヶ月頃までの赤ちゃんは、いわゆる「夜泣き」はしないと考えられています。
「夜泣き」の一般的な定義
育児書などで語られる「夜泣き」とは、主に生後半年頃から始まり、特にこれといった理由が見当たらないのに、夜間の睡眠中に突然泣き出し、何をしてもなかなか泣き止まない状態を指します。これは、赤ちゃんの睡眠サイクルの未熟さや脳の発達などが原因と考えられており、「原因不明の泣き」とも言えます。
新生児の泣きは、ほとんどが「SOSサイン」
一方で、新生児が夜中に泣くのは、ほとんどの場合、明確な理由がある「生理的な泣き」です。言葉を話せない赤ちゃんが、不快感や欲求をパパやママに伝えるための、唯一のコミュニケーション手段なのです。
例えば、「お腹がすいた」「おむつが気持ち悪い」「暑い、寒い」「抱っこしてほしい」といった、パパやママが解決できる「SOSサイン」なのです。
我が家の赤ちゃんの泣きはほとんどがミルクのサインでした(笑
この違いの理解がなぜ重要か
「原因不明」だとお手上げ状態になりがちですが、「原因がある」と分かれば、親にできることはたくさんあります。この違いを理解するだけで、パパも「よし、原因を探ってみよう!」と、落ち着いて前向きに対応できるようになります。

新生児の「生理的な泣き」と「夜泣き」の違いを比較
新生児期の「泣き」と、少し月齢が進んでから始まる「夜泣き」。その違いを理解しておくことは、パパの心の余裕に繋がります。
特徴 | 新生児期の泣き(~生後3ヶ月頃) | 夜泣き(生後3ヶ月頃~) |
---|---|---|
主な原因 | 生理的欲求、不快感(空腹、おむつ等) | 原因不明瞭(睡眠サイクル、脳の発達等) |
対処法 | 原因除去で解決しやすい | 多角的なアプローチが必要 |
パパの心構え | 原因を探る名探偵 | 根気強く付き合う覚悟 |
つまり、新生児期のパパの役割は、冷静に「なぜ泣いているのか?」という原因を探り、その不快を取り除いてあげることにあります。
新生児が泣く主な原因は?パパ向け究明チェックリスト
具体的に新生児はどんな理由で泣くのでしょうか?パパがまず確認すべきチェックリストをご紹介します。
原因1:お腹が空いた!
新生児は胃が小さく消化も早いため、2~3時間おきにお腹が空きます。前回の授乳からどれくらい時間が経っているか確認しましょう。
原因2:おむつが気持ち悪い!
おしっこやうんちで濡れたおむつは、赤ちゃんにとって大きな不快感です。泣き始めたら、まずはおむつをチェックする習慣をつけましょう。
原因3:暑い・寒い!
赤ちゃんは体温調節が苦手です。室温は適切か(夏25~27℃、冬20~23℃目安)、服を着せすぎて汗をかいていないか、逆に手足は冷たくないか、赤ちゃんの首筋や背中に手を入れて確認してみましょう。
原因4:ゲップが出なくて苦しい!
授乳の際に一緒に空気を飲み込み、ゲップがうまく出ないと、お腹が張って苦しくなります。授乳後はしっかりゲップを出させてあげることが大切です。
原因5:ただただ不安で、抱っこしてほしい!
ママのお腹の中から出てきたばかりの赤ちゃんにとって、外の世界は不安でいっぱいです。パパやママの温もりや心音を感じることで、安心して落ち着くことができます。
原因6:もしかしたら体調不良?
いつもの泣き方と違う、熱がある、顔色が悪い、ぐったりしているなど、普段と様子が明らかに異なる場合は、病気の可能性も考えられます。このような場合は、自己判断せず、速やかに小児科医に相談するか、夜間であれば救急相談窓口(#8000など)に電話しましょう。
パパができる対策!新生児の泣きとママを救う7つのアイデア

原因の見当がついたら、いよいよパパの出番です!ママの負担を減らし、パパ自身の育児スキルも格段にアップする、具体的な神対策をご紹介します。
神対策1:冷静に「原因究明チェックリスト」を一つずつ確認
赤ちゃんが泣き出すと、ママもつい焦ってしまいがち。そんな時、パパが「大丈夫、まずはおむつから見てみようか」と冷静にチェックリストを確認するだけで、ママは大きな安心感を得られます。
神対策2:おむつ替えのプロになる
夜中のおむつ替えは、眠い目をこすりながらの大変な作業です。これをパパが担当するだけで、ママは体を休めることができます。おしりふきウォーマーなども活用し、スピーディーかつ丁寧なおむつ替えマスターを目指しましょう。
神対策3:ゲップ出し職人を目指す
授乳後のゲップ出しをパパが担当するのも、素晴らしいサポートです。縦抱きにして背中を優しくトントンしたり、さすり上げたり。なかなか出ない時は、少し体勢を変えてみるのも効果的です。
神対策4:「魔法の抱っこ」をマスターする
パパの大きな体とがっしりした腕、そして低い声は、赤ちゃんにとって最高の安心材料です。
- 横抱き:基本の抱っこ。しっかり腕で支えましょう。
- 縦抱き:赤ちゃんの顔をパパの肩に乗せるように。視野が変わり、落ち着く子もいます。
- コアラ抱っこ:パパのお腹と赤ちゃんのお腹をくっつけるように。密着感で安心します。
色々な抱き方を試し、我が子が一番落ち着く「パパだけの魔法の抱っこ」を見つけ出してください。
神対策5:おくるみ(スワドル)で優しく包む
新生児は、大きな音などにビクッとして両手を広げる「モロー反射」で目を覚ましてしまうことがあります。おくるみ(スワドル)で体を優しく包んであげることで、この反射を防ぎ、ママのお腹の中にいた時のような安心感を与えることができます。
神対策6:睡眠環境をプロデュースする
赤ちゃんが快適に眠れる環境を整えるのも、パパの重要な役割です。
- 室温・湿度管理:エアコンや加湿器を使いこなし、常に快適な空間をキープ。
- 音の演出:「ゴー」「ザー」といった単調な音(ホワイトノイズ)は、胎内音に似ているため赤ちゃんを安心させます。スマホアプリや専用の機械を活用してみましょう。
神対策7:ママと「夜間担当」を分担する
産後間もないママにとって、夜間の睡眠は体力回復のための生命線です。「今日の夜中の対応は僕がやるから、ママはゆっくり寝てて」とパパが申し出るだけで、ママは心身ともに救われます。週末だけでも担当を代わるなど、夫婦で協力する「チーム育児」の体制を築きましょう。
我が家は新生児時期は完全シフト制でした。私が仕事を終えて帰宅する時間が19時過ぎだったので、奥さんにはそのタイミングに寝てもらい、夜中の3時過ぎに交代。僕はそこから5時間ほどの睡眠を取っていました。
パパが新生児の泣きと向き合う上で最も大切なこと
完璧を目指さず、自分を責めない
何をしても泣き止まない時もあります。それはあなたのせいではありません。そんな時は、「今は泣きたい気分なんだな」と受け入れ、根気強く寄り添ってあげましょう。
ママへの感謝と労いの言葉を忘れない
夜中の対応は、パパ以上にママの方が負担が大きいことがほとんどです。「いつもありがとうね」「大変だよね」と、感謝と労いの言葉をかけるだけで、ママの心は軽くなります。
新生児期の、かけがえのない時間を慈しむ
ふにゃふにゃで、小さくて、頼りない新生児期は、本当にあっという間に過ぎ去ります。大変なことも多いですが、この二度と戻らない時間を大切に味わいましょう。
まとめ:新生児の泣きはコミュニケーション!パパの出番は無限大
新生児の泣きは、原因不明の「夜泣き」とは違い、必ず理由がある「SOSサイン」であり、赤ちゃんとの大切なコミュニケーションです。
そのサインを読み解き、不快を取り除いてあげることは、パパが育児の「サポート役」ではなく、「主役」になるための絶好の機会です。
おむつを替え、ゲップを出し、抱っこであやす…。パパのその一つ一つの行動が、ママを孤独から救い、家族の絆を何よりも強く、深いものにしていきます。
この記事を参考に、ぜひ今夜から、あなたにできる対策を実践してみてください。あなたの愛情あふれるサポートが、家族みんなの笑顔に繋がることを、同じ子育て中のパパとして心から応援しています!
